6歳臼歯(第一大臼歯)、12歳臼歯(第二大臼歯)の奥に生えてくる18歳臼歯のことです。
親知らずは横や斜めに生えてくることでトラブルとなるケースが多いですが、20歳前後に歯茎が被っていたりして、細菌が溜まり、歯茎が腫れて痛みが出たりすることもあります。
また、親知らずは痛みや口臭の原因にもなり抜歯することが多い歯です。
このように、キレイに生えた親知らずは必ずしも抜歯する必要はありませんが、横や斜めに生えたトラブルを引き起こす可能性のある親知らずは、早めに抜歯しておくことによってトラブルの原因を取り除いておくことも大切です。
親知らず抜歯の費用はまっすぐに生えている場合や横向きに埋まっている場合など、ケースによって異なります。親知らずの状況を確認するため、まず当院へ一度検査にお越しください。
アクセス
【所在地】
〒062-0020 札幌市豊平区月寒中央通11丁目7-6
東豊線「福住」駅から徒歩5分
診療について
- 診療時間
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[月、火、水、金]
9:00~13:00
14:00~18:40
[土曜日]
9:00〜14:45
- 休診日
- 木・日・祝
※祝日がある週の木曜日は診療の場合あり。
親知らず
親知らずとは?
親知らずを抜歯する手順
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- 1
レントゲンで血管や神経の位置を確認する
- 親知らずの抜歯前には、CTレントゲンを用いて親知らずの根の状態や血管・神経の位置を確認します。 抜歯の際には、CTレントゲンを撮ることによって事前に親知らずの状態を把握してから行いますので、安全性を最優先に考慮致します。
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- 2
表面麻酔、部分麻酔をする
- 親知らずを抜歯する前に麻酔をします。その際に必ず、表面麻酔を施したのちに注射麻酔を行います。 歯科の麻酔は医科の麻酔より敏感な歯茎に圧を加えて行うために痛みが強い傾向があります。 しかし、出来るだけ圧をかけないように電動の麻酔器を使用し、痛みを極力抑えた治療を行います。
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- 3
親知らずを抜歯する
- 歯根膜(しこんまく)といわれるクッションのようなものが歯と骨の間にはありますが、抜歯の際には専用の器具を使用し、このクッションから歯を引き離すことによって歯を抜きます。 麻酔が効いているため基本的には痛くありませんが、痛みがあれば合図をしていただき、麻酔を追加します。 また、骨の奥に埋まっている親知らずを抜く際には周りの骨を削ったり、歯を割って小さくしてから抜く必要がある為、お口を頑張って開いておいていただく必要があります。
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- 4
糸で縫って傷口を小さくする
- 親知らずを抜いた後は穴が開いた状態となるため、その部分に血液が溜まり、かさぶたができて歯茎が盛り上がってきます。 かさぶたができ易いように、縫って傷口を小さくし抜歯したり、穴に止血用のスポンジを入れます。 また、麻酔は1~3時間程度で効果が薄れてくることが多いため、麻酔が切れる前に痛みが心配な方は痛み止めをのむようにしてください。
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- 5
ガーゼで圧迫止血をする
- ガーゼで圧迫止血をすることで出血が早く止まり、痛みや腫れを少量に抑えます。 ガーゼを強く噛み、かさぶたが早く出来るよう止血を30分から1時間程度行います。 特に、血液をサラサラにする薬をのんでいる方は血が止まりにくいため、長めにガーゼを噛むようにしてください。
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- 6
翌日の消毒
- 出血が止まっているか、また感染していないかの確認を翌日行い、よければ消毒します。 薬は痛みや腫れの状態によって変えたり、増やしたりして、早く症状を改善するようにします。
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- 7
1週間後に糸を取る
- 1週間ほど経つと親知らずを抜いた傷は小さくなってきますので、糸を取ります。 個人差はありますが、3~4週間で歯茎が完全に閉じ、また骨は3~6か月程度で回復し始めます。
痛みが取れない場合はドライソケットになっている可能性があります
施術後1週間が経過してなお、痛み止めを飲まないと耐えられないほどの痛みが残っている場合にはドライソケットになっている可能性があります。
ドライソケットとは親知らずを抜歯した穴に血液のかさぶたができず、骨が露出している状態を指し、これは強いうがいをして血液のかたまりが流れてしまったり、うがいを繰り返した場合に起こります。
薬を飲んで様子を見るか、麻酔をし、出血させてかさぶたを作り治す処置を行います。