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歯周病
[月、火、水、金]
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[土曜日] 9:00〜14:45
[休診日]
木・日・祝
※祝日がある週の木曜日は診療の場合あり。
【所在地】
〒062-0020 札幌市豊平区月寒中央通11丁目7-6
東豊線「福住」駅から徒歩5分
※祝日がある週の木曜日は診療の場合あり。
歯周病は、口の中の細菌によって歯茎に炎症が起こり、歯を支える骨が壊されていく病気であり、
初期段階に自覚症状が出づらく、気づかない間に症状を進行させてしまうことも非常に多い厄介な病気です。
歯周病と深い関係にあるとされる主な症状は次の通りです。
これまでの研究結果より、歯周病は実に様々な全身疾患との関係性が証明されており、生活習慣病の一つとして位置づけられています。特に、歯周病と糖尿病は密接な相互関係があることから、歯周病は糖尿病の第6の合併症ととらえられています。
歯周病は糖尿病の合併症の一つと言われてきましたが、近年では、歯周病が糖尿病を悪化させているという逆の関係性も明らかになってきています。
つまり、歯周病と糖尿病は相互に悪影響を与え合っていると考えられています。
ただし、これは歯周病を治療することによって糖尿病を改善することができるということを意味しており、研究結果によって実証されています。
一般に妊娠すると、エストロゲンと呼ばれる女性ホルモンが体内で多く生成され、妊娠終期には月経時の10~30倍になると言われています。
そして、この女性ホルモンの一種であるエストロゲンには歯周病原細菌の増殖を促す働き、さらに歯肉を形作る細胞を侵食する作用があるのです。
そのため、妊娠すると歯肉炎にかかりやすいと言われていますが、近年の研究によると、妊娠中の女性が歯周病に罹患している場合、低体重児および早産の危険性が高くなることが発表されています。
これは、口内の歯周病細菌が血管を通して体内を巡り、胎盤から胎児へと直接感染することが原因であると考えられており、危険率は7倍にものぼると言われています。
そのため、妊娠中は特に気をつけてプラークコントロールを行う必要があります。
心筋梗塞や脳梗塞は血管が狭くなったり、ふさがってしまうことで血液供給が無くなる(または血管が破裂する)
死に至る可能性もある危険な病気ですが、近年の研究より歯周病原因菌による細菌感染が要因の一つとなり得ることが分かってきました。
歯周病原因菌などの刺激により、動脈硬化を誘導する物質の生成を促し、血管内にプラーク(脂肪性沈着物)を発生させ、血液の通り道を狭くします。
動脈疾患予防のためにも、歯周病の予防や治療が重要となります
誤嚥性肺炎とは誤って食べ物や異物を肺や器官に飲み込んでしまうことで発症する肺炎です。
通常、肺や器官は咳をすることで異物が入らないように守る機能がありますが、加齢に伴いこれらの機能は衰え、食べ物などと一緒にお口の中の細菌が肺の中へ入ってしまうことがあります。
誤嚥性肺炎の原因となる細菌の多くは歯周病菌であると考えられているため、誤嚥性肺炎を予防していくため歯周病の予防・治療が重要となります。
当院では位相差顕微鏡を用いて患者様の歯周病リスク(危険度)の検査をご提供しています。
顕微鏡検査では患者様の口腔内の「歯周病菌(少な目・普通・多め)」と「カビ菌(少なめ・普通・多め)」を調べ、
リスクの度合いに応じて(1.経過観察、2.歯磨き治療、3.飲み薬と歯磨き治療)のいずれかをご提案致します。
顕微鏡検査ではお口の中の菌の状態を調べます。
この治療法は最新の治療法ですが、効果は全国の歯科医院で実証されています。
これまでの治療は、歯磨き指導、歯石取りがメインで治療が進められてきましたが、それでは本当に悪さをする菌は退治できないのです。
「一生懸命に歯磨きしているのに歯周病がすすんでしまう」、「一生懸命に通っているのになかなか治らない」ということになっていたのです。
きちんと顕微鏡で確認して、きちんと菌をコントロールすれば歯周病はお口の中から消えていくのです。
※ペリオバスターNは歯科医院でのみ販売されている医薬部外品です。
まずは検診で菌の状態を確認しましょう
定期的に歯石やカビを歯科医院で取りましょう
家での歯磨きをきちんと続けましょう
人から菌をもらわないように注意しましょう
スタッフより
これからの定期検診は自分の磨けないところを磨いてもらいに来るつもりでいらしてください。
お口の掃除を手伝うつもりで待っています。
当院はこれまでできるだけ歯を残すように努力してきましたが、この治療によってさらに抜かずに済む歯が増えることを信じています。 スタッフ一同