プラークや歯石は、いわば細菌の塊です。
虫歯とは、細菌が出す酸によって歯が溶かされてしまう病気です。
虫歯に自然治癒はなく、放っておくと悪化する一方となります。そのため、歯を削る治療を行うこととなります。
でも、なるべくなら歯は削りたくないですよね?
そこで、まずはお口の中のメンテナンスをしっかり行い、虫歯や歯周病がこれ以上悪くならない環境を整える必要があります。
悪くなってしまったところは、最小限の治療を行っていきましょう。
虫歯は通常、程度によってC0~C4の段階に分類されます。
アクセス
【所在地】
〒062-0020 札幌市豊平区月寒中央通11丁目7-6
東豊線「福住」駅から徒歩5分
診療について
- 診療時間
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[月、火、水、金]
9:00~13:00
14:00~18:40
[土曜日]
9:00〜14:45
- 休診日
- 木・日・祝
※祝日がある週の木曜日は診療の場合あり。
一般歯科
虫歯の進行段階とその治療法
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- C0
- 脱灰
ほとんど自覚症状がありません。
この段階ではブラッシングと予防処置により、再石灰化して治る可能性が高いです。
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- C1
- 歯の表面(エナメル質)の虫歯
自覚症状はほとんどない反面、放っておくと虫歯が悪化してしまう危険な状態です。
この段階の虫歯はエナメル質を一層だけ削り、主にプラスチック系のCR(コンポジットレジン)という 材料を詰める治療を行います。
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- C2
- 歯の中(象牙質)の虫歯
この段階では飲食をした時に染みる・痛むなどの症状が表れます。
治療は虫歯の部分を削り、主に部分的な詰め物(インレー)で保護します。
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- C3
- 神経まで進行した虫歯
この段階までくると、激しい痛みを感じるため、神経をとる治療が必要となります。
その後、一般的な治療法として全体的な被せ物(クラウン)を装着します。
より審美的な治療について
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- C4
- 歯の根まで進行した虫歯
虫歯が歯の根まで進行すると、最悪の場合、抜歯の可能性が出てきます。
重要なのは抜歯が必要となるまで放置しないことですが、抜歯が必要となった場合は
その後の選択肢として、入れ歯・ブリッジ・インプラントなどの対策が必要です。
入れ歯・ブリッジについて
インプラントについて
虫歯から歯を守るために行うこと・・・
治療が終了しても、残念ながら、虫歯は再発する可能性があります。
そのためにも、お口のメンテナンスを忘れず行いましょう。当院では、治療した歯や歯茎の状態の点検(メンテナンス)、またお口全体のクリーニングを行い、虫歯や歯周病になりにくい環境を作ることができます。
お口の衛生管理をしっかり行うことで、老後にも健康な歯を残すことは可能です。治療後は特に、定期検診を行いお口の中を清潔に保つ意識を身につけましょう。